アルコールチェック記録の保存期間は?「1年間」のルールと、監査で指摘されないための正しい管理方法
- 公開日:2026.03.19
- カテゴリー:

「アルコールチェックの記録簿、いつまで保管しておけばいいの?」 「毎日数枚ずつ増える記録用紙で、キャビネットがもう限界…」
2023年12月の義務化以降、多くの企業でアルコールチェックが日常業務となりました。しかし、測定すること自体に意識が向きがちで、その後の「記録の保存・管理」がおろそかになっているケースが見受けられます。
結論から言えば、アルコールチェックの記録は法律で「1年間」の保存が義務付けられています。 たかが1年と思うかもしれませんが、従業員数が多い企業では膨大な量となり、紙での管理は紛失や劣化のリスクと隣り合わせです。
本記事では、保存義務の正確な期間と内容、そして監査時に慌てないための「効率的な保存方法(電子化)」について解説します。
目次
- 1. 法律で決まっている「保存期間」と「必須項目」
- 2. 「紙・Excel」での保存に潜む3つのリスク
- 3. 解決策:「クラウド保存(BSS for ALC)」でペーパーレス化
- 4. まとめ:記録は「守りの要」。システムで確実な保存を
法律で決まっている「保存期間」と「必須項目」

道路交通法施行規則により、安全運転管理者はアルコール検知器を用いた確認結果を記録し、以下の期間保存しなければなりません。
保存期間:記録した日から「1年間」
確認を行った日から起算して1年間は、いつでも提示できるように適切に管理・保管することが求められます。 例えば、2024年4月1日の記録は、2025年3月31日まで廃棄してはいけません。
保存しなければならない「8つの必須項目」
ただ保存していれば良いわけではなく、以下の項目が網羅されている必要があります。
- 確認者の氏名
- 運転者の氏名
- 運転しようとする自動車の登録番号(ナンバー)
- 確認の日時
- 確認の方法(対面、電話、WEB等)*1
- 酒気帯びの有無(管理者による確認)
- 指示事項(ある場合)
- その他必要な事項
これらに記載漏れがあったり、そもそも記録が見つからなかったりすると、公安委員会の監査等で指導の対象となります。
*1:遠隔での確認の場合、対面に準じた方法での確認が求められる場合があります。
「紙・Excel」での保存に潜む3つのリスク

「とりあえずExcelに入力して印刷し、ファイルに綴じている」という企業も多いですが、1年間の長期保存において、アナログな手法には限界があります。
リスク1:物理的な「紛失・劣化」
紙は汚損や紛失のリスクが高い媒体です。また、感熱紙(レシート)タイプの記録は、時間が経つと印字が消えてしまうことがあり、いざという時に「証拠」として機能しない恐れがあります。
リスク2:監査時の「検索」が困難
万が一、事故が発生した際や監査の場面で、「〇月〇日のAさんの記録を出してください」と求められたとします。 膨大な紙の束から特定の一枚を探し出すには時間がかかり、管理体制の不備を疑われる原因にもなりかねません。
リスク3:Excelデータの「改ざん」疑義
Excel等の表計算ソフトで保存する場合、後から誰でも数値を書き換えられる状態(訂正履歴が残らない状態)だと、データの「真実性」が問われる可能性があります。
解決策:「クラウド保存(BSS for ALC)」でペーパーレス化

これらの課題を根本から解決するのが、クラウドシステムによるデータ保存です。 アネストシステムの「BSS for ALC」を使えば、測定と同時に保存業務が完了します。
1. 測定結果を「自動」で1年間以上保存
ドライバーがアプリで測定すると、結果は自動的にクラウドサーバーへ送信・保存されます。 「書き忘れ」や「紛失」の心配がなく、物理的な保管スペースも不要です。もちろん、法令で定められた1年間の保存期間にも完全対応しています。
2. 「いつ・誰が」測定したか一発検索
管理画面上で、日付やドライバー名、車両番号などで検索をかければ、必要なデータを瞬時に呼び出せます。 PDFやCSVでの出力も簡単なため、監査対応や月報の作成が劇的にスムーズになります。
3. 他の業務データと「一元管理」
BSS for ALCは、単なる記録保存ツールではありません。 運行管理システム(BSS)と連携することで、点呼記録や運転日報とアルコールチェック結果を紐づけて一元管理できます。これにより、「日報はあるのにアルコールチェック記録がない」といった不整合を防ぎます。
まとめ:記録は「守りの要」。システムで確実な保存を
アルコールチェックの記録は、会社が安全運転義務を果たしていることを証明する「守りの要」です。 「たかが記録」と侮らず、紛失や改ざんのリスクがないクラウドシステムで、確実な管理体制を構築しましょう。
「今のExcel管理で法的に問題ないか不安だ」 「紙の山をなくして、ペーパーレス化したい」 そうお考えの方は、ぜひアネストシステムの「BSS for ALC」の導入をご検討ください。
資料ダウンロード
「義務化対応」の先へ。
アルコールチェックを核とした
次世代の労務管理を。
現場で発生する『紙管理の煩雑さ』や『センサーの有効性保持』といった課題をクラウドで一気解決。
PC・スマホを連動させた不正防止の仕組みから、手間のかかるセンサー交換を自動化するアフター体制まで、スムーズな運用定着の秘訣がこの1冊で分かります。
- 公開日:2026.03.19
- カテゴリー:



